
《2019-2020》半年かけて営業を再開するもコロナでふたたび営業を縮小
⼈⼯芝が少しずつ蘇っていく⾵景に、スタッフは勇気づけられる⽇々を過ごしていました。さらに「レッズランドのチーム」とも⾔える浦和レッズレディースが、その年、快進撃を続けました。施設が使えず、近くの学校のグラウンドを借りるなど苦労して練習を重ねた中で、2019年末の皇后杯 JFA第41回全日本女子サッカー選手権大会で準優勝という⾒事な成績を収めたことで、スタッフや関係者の⼠気も一層高まりました。
2020年1⽉には、天然芝を使った育成組織の練習再開の目途が⽴ち、2⽉にはハードコートのテニスコートも再オープンしました。テニスコートが使えなかった間、テニススクールの外部委託コーチたちは、⾃ら使えるコートを探して会員に連絡し、スクールを継続させてくれていました。
最後の⼤仕事は、クレーテニスコートに隣接する駐⾞場に積もった大量の⼟砂の搬出でした。トラックが堤防越えの狭い道をひっきりなしに⾏き来していたため、この間のサッカー場の⼀般貸出は一時的に停止しましたが、4⽉中にはほぼ作業を終え、レッズランドは元通りに近い形で営業を再開することができました。
ところが3⽉初めに新たな敵「新型コロナウイルス感染症」が襲来。指定管理を受託する浦和⻄体育館の対応に合わせ、ウイルスの感染防⽌のため3⽉から緊急事態宣⾔が解除される5⽉25⽇まで営業を停⽌しました。6⽉からは育成組織とレディ−スのトレーニングは再開されましたが、クラブハウスの更⾐室やシャワーは使⽤を取り⽌めていたこともあり、⼀般への貸し出し再開は7⽉となりました。待ちかねた利用者の予約は殺到し、夜間営業をしていた前年同⽉よりも多くの方が訪れました。久しぶりに多くの人々がスポーツを楽しむ姿を見て、スタッフたちはその喜びをかみしめました。
| |
人工芝の修繕が進み、レッズランドは少しずつ蘇っていった | 練習場を失ったレッズレディースであったが、皇后杯で準優勝を果たした |
|
|
テニスのハードコートは2020年2月に再オープン | 2020年2月にはA2サッカー場のLED照明が復旧 |
《2020-2022》アフターコロナ新たなる挑戦 「育みパートナー」制度スタート
存続の危機さえあったレッズランドにようやく平穏な⽇常が戻った頃、台⾵やコロナの影響で荒川河川敷のグラウンドが減少したこともあり、レッズランドには他地域ナンバーの⾞が多く⾒られるようになっていました。都内の社会⼈リーグなどの利⽤は増えた⼀⽅で、地元の団体に使ってもらう枠が不⾜し、その確保が課題となっていました。
⼀⽅、レッズランドの運営費⽤の約8割を浦和レッズが負担しており、厳しい運営状況が続いていました。そこで、地域のスポーツ拠点としての原点に⽴ち返り、「スポーツ少年団に地元枠として施設を貸し出し、地元の⼦どもたちの活動を⽀えたい」という声や、浦和レッズに頼らない運営費⽤の確保の必要性を踏まえ、2022年に活動の原資となる「育みパートナー」制度がスタートしました。アカデミー出身で、地元さいたま市出⾝のレッズランドスタッフは「お世話になった施設を地元の⼦どもたちのために使って欲しい」という思いで、⼩⼝のスポンサーを募る取り組みを担当。地元企業にクラブに関わっていただく仕組みを整備し、今まで以上に地域とのつながり深めることを目指して、パートナー制度の募集をスタートさせました。
2022年の年初には1社⽬の契約が締結。年度末には6社となり、その後も続々と地元企業の協賛が増えて、2026年4月現在では25社にまで拡⼤しています。
![]() | ![]() |
育みパートナーのロゴ | 育みパートナーの横断幕 |
| |
人工芝A2グラウンドのフェンスには育みパートナー各社の看板が並ぶ | これまで以上に地域とのつながりを深めることを目指す |











