
《2009-2010》浦和レッズレディース なでしこリーグ初優勝
浦和レッズレディース発⾜から4年⽬の2009年10⽉、チームはついになでしこリーグ初優勝を果たしました。2005年の発⾜以前、⼩学校の校庭で練習していた選⼿たちにとって、芝のグラウンドでプレーできることや、更⾐室がある環境は本当にうれしいものでした。当時の埼⽟県では、「サッカー王国」と呼ばれながらも、県内に⼥⼦のJリーグクラブ直轄のチームが存在せず、東京や神奈川のチームまで⻑時間かけて通う選⼿が多くいました。地元の有⼒選⼿の受け⽫となるチームができたことは、大きな意味のある出来事でした。戦績では2005年にリーグ5位、2006年には2位に浮上したものの、2007年・2008年は3位にとどまっていた中で、2009年、5年目にしてつかんだ初優勝はまさに快挙でした。
⼥⼦サッカーは観客動員数の観点からも、男⼦サッカー以上に地域に根ざし、⽀えられて発展していくことが大切です。レッズランドという地域の拠点で練習を重ね、さまざまなイベントで⼥⼦選⼿と地域の⽅が交流を深めていく中で成し遂げた優勝は、この年を象徴する出来事となりました。優勝の翌⽇にレッズランドで開催された「アグリフィールド2009」の収穫祭に監督や選⼿たちも参加し、みんなで喜びを分かちあいました。
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発足から4年目にリーグ初優勝 | レディースの選手たちも参加したアグリフィールド2009 |
《2010-2013》プールなど新しい試みも相次ぐ中、東日本大震災が発生
2010年は真夏の猛暑対策として、トレーラーハウス横にビニールプールを設置し、利⽤者に涼を楽しんでいただく企画を実施しました。また、桜区にできた総合型地域スポーツクラブ「SCさくらっく」とともに「桜区ウォーキング⼤会」を共催し、地域とより密着した活動を模索しました。
少しずつ地域の方々に喜んでいただけるようになってきた⽮先の2011年3⽉、東⽇本⼤震災が発⽣しました。施設自体に⼤きな影響はなかったものの、計画停電などの影響で営業を⼀時的に中⽌。3⽉24⽇には再開できましたが、社会全体の雰囲気は沈み、スポーツを取り巻く環境も⼤きく変化した年となりました。台⾵シーズンには出⽔はなかったものの、強⾵でトレーラーハウスが傾くなど、度重なる対応が必要となりました。
それでもレッズランドは歩みを⽌めませんでした。FIFA⼥⼦ワールドカップ ドイツ大会で優勝したなでしこジャパン(浦和レッズレディースからは⼭郷のぞみ、⽮野喬⼦、熊谷紗希の3選⼿が代表に招集)のニュースに背中を押されるようにして、さまざまな企画を進めました。「⼤⼈のためのサッカークリニック」をシリーズ化して開催したほか、フィールド近くの⽥んぼを活⽤し、お⽶の栽培に挑戦しました。スタッフは地元の農家の⽅から耕運機などをお借りし、2年間の試⾏錯誤を経て、2012年からはアグリフィールド参加者と⼀緒にお⽶を収穫できるようになりました。
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猛暑対策のプール企画 | 桜区ウォーキング大会 |
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大人のためのサッカークリニック | 試行錯誤して取り組んだお米の栽培 |









