レッズランド

バナー

4/15(土)「大人のためのサッカークリニック」レポート

4/15(土)のサッカークリニックは「攻撃~グループ戦術~」をテーマに、池田伸康コーチ(浦和レッズ・ジュニアユース)がヘッドコーチを務めました。

ウォーミングアップのパス&コントロールでは、止める・蹴るの正確性、パサーとの関係性、動き出すタイミング、ボールを持っている選手の選択肢を増やすなど、徐々に意識することを増やしていきました。

続く6対6では、先ほどのトレーニングを意識しながらボールを持っているチームは常にトライアングルを作り、ボールホルダーの選択肢を作ること、味方同士が常に関係性を持つことを意識しながら行いました。

3ゴールのゲーム形式では、両サイドのゴールはドリブル突破、中央のゴールはシュートで得点というルールで行いました。
トレーニングの前に、「サッカーはパスを回すことが目的ではなく、ゴールを目指すこと。まずはゴールを意識しましょう!」と池田コーチからコーチングがあったように、ここでは積極的にシュートを狙うこと、ゴールに向かうイメージを持ってプレーすることを徹底しました。

最後のゲームでは、ボールを持つたびに池田コーチからトレーニングで意識してきた「三角形!三角形!」とコーチングが入り、ボールホルダーを軸に連動した動き出しが見られました。テンポよいボールポゼッションが続き、チーム全体が連動したよい形ができました。
ゲーム後半になると池田コーチの熱い思いが参加者に伝わり、勝負にこだわった白熱した試合展開となりました。前半負けていたチームは、ボールホルダーに対して常に三角形のパスコースが作れておらず、ボールを動かせていませんでした。反対に、勝っていたチームは常にボールホルダーに対してパスコースの選択肢が多く、チーム全体が流動的に動いていました。点差が開くなか、ハーフタイムでの修正を基に、後半になるとチーム力が逆転したことは驚きでした。

今回は攻撃のなかでもコンビネーションや連動といったグループ戦術に重点を置き、トレーニングしました。
ボールホルダーの選択肢を増やすためのポゼッションやタイミング、距離間など、味方の選手がボールを中心にどう動き出すかが今回のテーマのキーポイントとなりました。それと平行して技術の質を高めることがプレーの選択肢を増やすことにつながるということにあらためて気付いた参加者も多くいたと思います。
それに加え、サッカーは勝敗を競うスポーツだという根本の気持ちの部分も池田コーチから学ぶことができました。

次回の開催は5/13(土)、杉尾一憲コーチ(浦和レッズ・ジュニアユース)がヘッドコーチを務め、グループ戦術をテーマにトレーニングを行う予定です。次回の参加もお待ちしています♪

詳しくはこちら
日時  4/15(土)15:00~17:00
天気  曇り
テーマ 攻撃~グループ戦術~
指導者 【ヘッドコーチ】池田伸康(浦和レッズ・ジュニアユース)
    【アシスタント】鯵坂真人(浦和レッズ・ハートフルクラブ)