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10/8(土)「大人のためのサッカークリニック」レポート

10/8(土)、秋の涼しい夜風が心地よく、動きやすいコンディションのなかでトレーニングが始まりました。
今回は、「浦和レッズユースの日常トレーニングを実践!」をテーマに大槻毅監督(浦和レッズユース)がヘッドコーチを務めました。昨年のJユースカップで悲願の初優勝に導いた大槻監督が、日常で選手に実践しているトレーニングをそのまま展開しました。
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ウォーミングアップでは、ユースで取り入れているストレッチや2人組みでのリフティング、4対2のボール回しを行いました。ここでは特に、DFがボールを奪ったあとの攻守の切り替えを意識しました。
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次に2対2のトレーニングを行い、ディフェンスでのチャレンジ&カバーの質とマークの受け渡し、コミュニケーションなど主に守備の対応を学びました。2人のディフェンスのうち、ボールに近い選手が積極的にチャレンジします。どちらがチャレンジするのか、ボールの取どころはどこか、相手がスイッチしたときのマークの受け渡しなど、お互い声を掛け合うことが大切です。
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2対2を発展させ、ゴールを置いての3対3のトレーニングを行いました。序盤は参加者の守備への意識が高くなっていたせいか、攻撃側はなかなかフィニッシュまで持っていくことができません。そこで、大槻監督から攻撃についての指導が入り、味方が動いたことで生まれるスペースとそこを有効に使うための3人目の関わり方などをデモをはさみながら実践すると攻撃のバリエーションが格段に増え、フィニッシュまで運べるようになりました。
最後のゲーム形式のトレーニングでは、いつもよりも格段に選手間のコーチングがピッチに響きわたっていました。ユースの本職のゴールキーパーが入っていることもあり、キーパーからのコーチングはさすがで試合が締まります。ゴールまであと一歩という惜しいシーンが続きましたが、拮抗を破り、両チーム1得点ずつ重ね、引き分けで試合終了。最後はPK戦で勝敗を決めました。
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今回のクリニックでは、より実践を意識した攻め方や守り方の原理原則を体感してもらいました。攻守ともにハードワークをして、ボールを奪ってゴールを目指す、チーム全員の意識が高まり、実り多いトレーニングとなりました。次回も楽しく熱く、みんなで切磋琢磨しながらレベルアップを目指しましょう!

日時 :10/8(土)17:00~19:00
天気 :曇り
テーマ:浦和レッズユースの日常のトレーニングを実践!
指導者:【ヘッドコーチ】大槻 毅(浦和レッズ・ユース)
    【アシスタント】鯵坂真人(浦和レッズ・ハートフルクラブ)