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12/10(土)「大人のためのサッカークリニック」レポート

12/10(土)、今シーズンのトレーニングの集大成として、人工芝サッカー場でゲームDayを実施しました。
最終回のヘッドコーチは、池田伸康コーチ(浦和レッズ・ユース)です。

ウォーミングアップは、6ゴールでのコミュニケーションゲームを行いました。このトレーニングで驚きだったのがボールを使わないことです。
手を上げているプレーヤーがボールホルダーとなり、味方の名前を呼ぶかアイコンタクトがとれるとパスが成立し、パスを受けたプレーヤーがボールホルダーの目印となる手を上げます。手をあげている選手がゴールラインを通過すれば1点、守備は手をあげているボールホルダーにタッチすると攻守が切り替わります。
最初はルールに慣れることに苦労していましたが、徐々に効果的に得点できる方法を見つけていき、サッカーの形に近づいてきました。味方がどこにいるのか視野を確保し、パスを出す相手の名前を覚えたり積極的にコミュニケーションをとらなければならないので、声が飛び交い、ウォーミングアップ時からワイワイと楽しい雰囲気になりました。

次に、狭いグリッド内でとにかく速いリズム(トラップしたあと即座にパス)でスクエアパスを行うアジリティ要素が入ったトレーニングを行いました。ユース選手はこのトレーニングをハイスピードで行うそうです。このトレーニングは、密集したなかでの打開やプレッシャーが速いなかでも対応できる技術が高まりそうです。

3対3(+キーパー)のトレーニングでは、ペナルティエリアの2倍のピッチサイズなので、ボールを持ったらまずゴールを狙うことを意識し、ゴールへのイメージを高めました。

お待ちかね、最後はフルピッチで浦和レッズのホームorアウェイのユニフォームを着用し、臨場感を感じながらゲームを行いました。この1年で学んだことや身に付けたスキルを思う存分発揮するなかで、相手に勝ちたいという強い意思と勝負にこだわる熱い気持ちが伝わってきました。
白熱した試合は一進一退の攻防で2-2のまま決着がつかず、引き分けで試合終了。みなさんの顔には最後までやりきったという清々しい表情が見受けられました。
池田コーチが普段ユースで行っている雰囲気作りやゲームへの運び方などを実際に体感することで、まるでユース選手のような一体感が参加者間に生まれていました。

2017年も多彩なテーマで「大人のためのサッカークリニック」を開催していく予定です!サッカーの楽しさ、奥深さを知りたい、体感したいという方はぜひご参加ください♪

詳しくはこちら
日時 :12/10(土)16:00~18:00
天気 :晴れ
テーマ:人工芝サッカー場でゲームDay
指導者:【ヘッドコーチ】池田伸康(浦和レッズ・ユース)
    【アシスタント】神原一輝(浦和レッズ・ハートフルクラブ)
            鯵坂真人(浦和レッズ・ハートフルクラブ)